(via:pdl2h)1 year ago1万冊の本を収納するために
小分けになっていた部屋の壁や天井を抜き、居室を一度スケルトンに。天井は白く塗り、新たにフローリングを敷いた。次に「資料となる本を探すときは、全部の本が見えていた方が良い」とのことから、なるべく表面積が大きくなるよう本棚の位置を決定していった。結果、合計約40m分の本棚ができあがった。
開放感と明るさを確保するために
長方形の角部屋という、もともとある特徴を活かして、2方向から最大限光を採り込み、書斎、ダイニング、リビングを繋げて空間を見通せるような、ゆったりとしたスペースをつくった。本棚は床から天井までびっしりと設置するのではなく、本棚と天井の間にスキマを設けて天井面を大きく見せる。空間を広く感じさせるためのひと工夫だ。本を大量に収納しようとすると、暗くて圧迫感のあるスペースになりがちな印象があるが、こうした工夫により、開放感のある空間に仕上げることができた。
「部屋の対角線を見通せるから、広く感じられるんです」とAさん。
空間がS字にクランクしているため、書斎にこもっている時には、リビングのテレビがついていてもあまり気にならないのもポイントだ。また、以前は小分けになった使いにくい部屋に窓があったため、気持ちの良い景色を楽しんだことがなかったそうだが、今では、春になると窓の外の桜を眺めながら、お仕事をされているとか。
